【ざっくりとした説明】品質保証課の仕事

<品質保証>
不良を確実に社内で止められる体制をつくり、お客様に不良品が流出することを防止すること。
<そのために>
製品は手順通り作れていますか?
測定具の精度に問題はありませんか?
「正しい」ってどういう意味か知っていますか?
品質保証課の守備範囲
<工程の概要>

⇚・工程内検査(鍛造工程)
作り途中の製品が、思った通りに作れているかの確認
※料理でいう味見
⇚・外観全数検査(仕上検査)
出来上がった製品の見た目の検査
※盛り付けの確認
⇚・出荷前検査(出荷時)
製品の出荷許可を出すための検査
※料理長によるチェック
上記の工程すべてを統括するのが、「品質保証」
色んな部署の色んな仲間が、一生懸命に作り上げた製品を、「これは素晴らしい製品なんだ」と自信を持ってお客様に発信する。
そんなお仕事をしています。
そのためには勉強することも多いですが、知れば知るほどに仲間のことが
好きになって、「すごいな」と感動して、そして仕事が面白くなっていきます。

品質保証課の仕事の輪

いろんな場面で色んな人と連携するので、チームプレイが得意だと活躍しやすい職場です。
対応が良いと、お客様に安心して頂けるので、営業としての側面もあります。
品質保証課の仕事内容
<ISOマニュアルからの抜粋>


PDCAサイクルでいう
D,C,Aに多く携わります。
▼Doに関係する仕事
生産準備プロセス:
・試作品の品質評価
・QC工程表の作成
製造プロセス:
・中間品の品質管理
・測定器具の校正
・最終製品の品質確認
▼C,Aに関係する仕事
測定,分析及び改善プロセス:
・手順の遵守状況チェック
・顧客、仕入先との連携
・異常処置(トラブル対応)
品質保証課でよく使う仕事道具


厚み・幅などを測定する

データの収集、帳票作成

測定値の記録。ハンコ等の筆記用具

基準からの高さ測定

硬さ計、製品の硬さを測定

帳票類の作成、データ集計

材料温度、水温測定
品質保証課 仕事の流れ例
品質保証課 パターンA
- 1日のスケジュール
- ・8:00~始業
・工場内でラジオ体操
・朝礼にてスケジュール確認
- 朝のルーティーン、午前中の仕事
- ・温度点検
・フィードバック情報作成
・出荷検査
・外注品受入検査
・中間品測定
- 午後のルーティーン、午後の仕事
- ・温度点検
・フィードバック現品の回覧
・出荷検査
・外注品受入検査
・中間品測定
- 16:40
- ・検査業務完了したら終業
品質保証課 パターンB
- 1日のスケジュール
- 8:00~始業
工場内でラジオ体操
朝礼にてスケジュール確認
- 朝のルーティーン、午前中の仕事
- ・メールの確認
・当日の受入検査予定確認
・試作品等測定
・問い合わせ対応
- 午後のルーティーン、午後の仕事
- ・メール確認
・業務進捗確認
・試作品等検査
・問い合わせ対応
・検査のフォロー
- 16:40
- ・自己研磨、残務処理
・必要に応じ残業。納期や客先トラブルの有無により変動。
品質保証課でのステップアップ

実務スキル習得のイメージ
入社1年目:業務を遂行するために必要なスキル、知識を身に付ける
入社2年目から:業務を一人で回しながら、仕事の付加価値を発見する
入社5年目から:付加価値を自分と仲間で、共に実現していく
資格、検定等としては、QC検定、測定技能士、技術士等取得に関わる実務経験が積めます。